現在の状況
殺人、強制わいせつ致死などの罪で死刑を求刑されたホセ・マヌエル・トレス・ヤギ被告の判決公判が2006年7月4日広島地裁で行われた。
岩倉広修裁判長は「極めて悪質だが、矯正不可能とまで言い切れない」として無期懲役を言い渡した。
広島地検の松田成次席検事は「主張が認められず非常に残念。判決内容を検討し、協議して適切に対応したい」とコメント。
被告、地検共に控訴。

2007年11月8日から控訴審が始まった。初公判では検察、弁護側の双方が控訴趣意書を陳述した。
2008年 1月29日13:30から第2回公判。詳細はこちら
2008年 3月11日13:30から第3回公判。弁護側の被告人質問と検察側の被告人質問が行われた。詳細はこちら
2008年 5月20日13:30から第4回公判。父・建一さんの意見陳述と今までに請求していた証拠の採否が行われた。詳細はこちら   
2008年 7月31日13:30から第5回公判。検察側と弁護側の最終弁論で結審。
2008年
12月 9日14:00から判決。地裁へ差し戻し。3日後、弁護側が判決を不服として最高裁へ上告。
2009年 2月10日最高裁が上告を受理。
2009年 9月11日上告審口頭弁論が最高裁で開かれ結審。
2009年10月16日最高裁判決。高裁へ審理を差し戻し。
2010年 4月 8日差し戻し控訴審初公判。


2006年 7月から、遺族と支援の会は検察庁を支持し、国民の声を届ける活動をしてきた。
2006年11月には、あいりちゃんの学区周辺の保護者有志の皆様から、約900通もの嘆願書が広島高等裁判所へ届けられた。
2007年 1月30日、第一回目の電子署名400通を広島高等検察庁に提出。
      2月19日、第二回目の電子署名332通を提出。
     11月 5日、第三回目の電子署名896通、遺族が集めた手書き署名6179通の計7075通を提出。

2008年 1月23日、遺族が集めた手書き署名140通を提出。
      3月 7日、第四回目の電子署名412通、遺族が集めた手書き署名603通の計1015通を提出。
      5月13日、遺族が集めた手書き署名60通を提出。
         19日、第五回目の電子署名57通を提出。

署名不採用決定後も多くのご署名をいただき、2010年3月12日時点で
電子署名総数は2600通。手書き署名総数は8692通。(検察庁に直接届けられた分を含む) 署名総数は11292通になる。

皆様お一人お一人のお気持ちが大変有難く、深く感謝しております。
本当にありがとうございます!!

控訴審判決後も絶えず非常に多くの方から温かい支援メッセージをいただいております。
心から御礼申し上げます。


控訴審第四回公判で、署名は残念ながら不採用となりました。しかし、あいりちゃんの命を思い何千人という人の心が動いて実際署名という行動を起こして下さったのは重要な事実です。今後も皆さまの温かい声を遺族へ届け続けます。
  
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